求職者へのメッセージ

皆さんは、2050年には大工などの職人がいなくなるという話を
聞いたことがあるでしょうか？

いま大工が減っているのです。
この20年ほどで半減しているのです。

若い世代が減り高齢化が一段と進んでいます。

2020年時点で全国の大工の人数は約30万人、その多くが高齢者です。

このままであるならば、2050年には大工が存在しなくなるというのです。

大工がいなくなるという事は、家を建てる人がいなくなるという事。

当然の事ながら新しくきれいな新築住宅を建てる事が出来ないですし、
住む事も出来ない。

「いやいや、日本国内には空き家が沢山あるでしょ？」という人もいるでしょうが、
その大半は古くてそのままでは住む事が出来ないでしょう。

しかも新築住宅と同様に大工がいなければリフォームする事も出来ないのです。

たとえ施工してもらえる大工が見つかったとしても、
法外な料金を請求されてしまうでしょう。
そしてその工事現場を管理する施工管理者も減っています。

つまり住む家、住める家が無くなる。

屋根が腐り、雨漏れをしているからと言っても直す大工がいない。

住めない家しか無い、そのような時代が来てしまうかも知れなのです。

大工は、一般のサラリーマンである営業職や事務職とは違い、
何年も掛けてその知識や技術を習得しなければなりません。

経験が無くバイト感覚で商品を並べ、レジを打ち、
販売するようには出来ないのです。

しかし大工や施工管理者として、そこで養った知識や技術は一生ものとなり、
あなたの人生の柱になるのです。

当社では大工の仕事内容について、

専門工（大工仕事のうち、一つのものだけを専門に行う人）にはせず、
大工としての仕事は全て施工出来る大工を育てています。

積水ハウスの技能教育訓練校や当社大工による個別指導により、
一人前の大工に育てます。

また当社では、大工や施工管理者などの現場従事者の賃金上昇、
週休二日制の定着化など待遇改善に努めていきます。

今後も現場従事者が働きやすい職場環境に整えていきます。